親知らずとホームホワイトニングジェル

私が左上の親知らずを抜こうと決心したのは今年の初秋の頃。生えてきてから20年近く放置してきたのですが、気になる症状が増えてきたため我慢出来ず、近くの歯科クリニックで生え方の状態をチェックしてもらった後抜歯の必要性を説かれついに決心、その日取りを予約してきたのです。
その歯は生え始めからあまり奥歯のソケットに余裕が無い事もあって、若干外に飛び出す形で斜めに生えてきてしまいました。始めの頃は斜めと言っても前の歯との角度の差はそれ程無く、歯磨きさえしっかりやっていればそれ程気になる事も無いだろうと思っていたのです。
確かに生え始めから10年程は特に気にせず生活が出来ていましたし、無理矢理歯ブラシを突っ込むという強引なやり方ではあるものの歯自体は磨けていましたから、このままで大丈夫と高をくくっていたのは確かでした。
ただ歳を重ねると共に、その外側の頬の肉が緩んできたのか、ちょうど5年ほど前辺りから頻繁に、頬の内側の肉をその歯で噛んでしまう様になったのです。それも不意に噛んでしまうものですからビックリし、次第にその痛みがトラウマの様になってしまいました。ケアはホームホワイトニングジェルを使って自宅で行っていました。
もちろん思い切って食べ物を咀嚼する事も出来ませんし、斜めに生えた親知らずの位置が気になって常に舌で触り、その結果舌がザラザラに傷付いてしまった事もあります。もちろん頻繁に噛まれてしまう頬の内側には傷が付き、治ってしばらく経ってはまた噛んで傷付ける・・という繰り返しになってしまったのです。

ホームホワイトニングジェルは使いやすいですし便利なのもうれしいですね。
原因としてはその親知らずの生え方もあったのですが、それとは別にその歯の形状も原因の一つでした。その歯は先端のエッジが犬歯並みに鋭く、ちょっと強めに触れば簡単に傷が付いてしまう程だったのです。
ですから最初に私が歯科クリニックを訪れたのもその親知らずの抜歯の為ではなく、その先端の形状を滑らかにしてもらい、頬の内側を噛んだ時の痛みを軽減してもらう為だったのです。ですがレントゲンや視診の結果は思わぬ方向に・・つまりどう見ても邪魔な位置と形状で将来的に残してもトラブルを生むだけ、それなら早めに抜いてしまった方が良い、という診断結果が出されたのです。
その日は要望通り鋭いエッジを削ってもらい帰宅したのですが、一応楽にはなったものの奥が窮屈である事に変わり無く、治療方針を入念に伺った末、結局抜歯に同意する事になったのです。
抜歯の際に最も心配していたのはやはり、それに伴う痛みだったのですが、後に実際抜歯してもらったところ、そんな心配が全くの杞憂だった事が分かりました。上顎ですんなり抜け易いポジションだったというのはもちろんだったのですが、そもそも神経に炎症を起こす様な虫歯や歯周病も無く、完璧に麻酔が効く条件だった事が大きかった様でした。今ではホームホワイトニングジェルを手放せません。
いずれにせよ思い切って抜歯した事で上顎奥の窮屈感が一気に無くなり、快適になったのです。もちろん頬の内側を噛む心配も一切消え、そこに出来た噛み傷もその後にすっかり解消したのです。